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出版社内容情報
礼奈との夏夜の一件以降、彼女に釣り合える人間に成長しようと、就活に学業にと勤しむ悠太。
家に通ってくれている真由も、大学で一緒にいることが多かった彩華とも、多忙からなんとなく会いにくくなっていて――
そんなとき、悠太の家でたまたま彼女たちが鉢合わせ、真由がライバル心から彩華に『どちらが悠太と距離を縮められるか』という勝負を吹っかけて!?
「好きであんたといるんだもの」彩華とは二人が通った高校へ。
「先輩、私もう逃がさないですからね」真由とは彼女の地元で休日デートを。
礼奈の残した「遠慮しないでね」という言の葉が、選択の時までのカウントダウンを早めていく――!
内容説明
礼奈との夏夜の一件以降、彼女に釣り合える人間に成長しようと、就活に学業にと勤しむ悠太。家に通ってくれている真由とも、大学で一緒にいることが多かった彩華とも、多忙からなんとなく会いにくくなっていて―そんなとき、悠太の家でたまたま彼女たちが鉢合わせ、真由がライバル心から彩華に『どちらが悠太と距離を縮められるか』という勝負を吹っかけて!?「好きであんたといるんだもの」彩華とは二人が通った高校へ。「先輩、私もう逃がさないですからね」真由とは彼女の地元で休日デートを。礼奈の残した「遠慮しないでね」という言の葉が、選択の時までのカウントダウンを早めていく―!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
34
礼奈との夏夜の一件以降、彼女に釣り合える人間に成長しようと、就活に学業にと勤しむ悠太。礼奈の残した言葉が選択の時までのカウントダウンを早めていく第七弾。家に通ってくれていた真由、大学で一緒にいることが多かった彩華とも、多忙からなんとなく会いにくくなっていた悠太。そして悠太の家でたまたま鉢合わせた二人による彼を巡る勝負。彩華と真由それぞれに考えた末のアプローチがあって、覚悟を決めて距離を詰めようとする二人の思いが溢れていましたけど、果たして悠太はどんな決断を下すのか、次巻最終巻とのことで楽しみにしています。2022/12/01
オセロ
31
礼奈の覚悟ある行動を受けて、今までの自分を見直し、就活に勤しむ日々を過ごしていた悠太。自然と彩華や真由と過ごす時間が減っていく中、偶然悠太の家で鉢合わせた2人が互いのプライドをかけて勝負することに。 どちらが悠太と更に距離を縮められるかをテーマに、彩華は互いの思い出の地である高校へ悠太と向かい、真由は自分のことを知ってもらおうと地元へ悠太を連れ出して、それぞれの想いを伝えた2人。彩華と真由、そして礼奈の想いが交錯する中で悠太は果たして誰を選ぶのか。最終巻となる次巻が待ち遠しい!!2022/12/03
まっさん
25
★★★★★ 読了後に言葉を失くしてしまう程の衝撃を受けた今巻。エピローグその引きはやばすぎませんか… 今巻は、前巻でヒロインレースから一人脱落者が発生し、残る二人・彩華と真由が主人公・悠太へ関係を進める前の最後のアピール期間となった話を描くお話でした。 高校時代から気の置けない友人として接し、お互いが大人になっても一生一緒にいると自覚しあう彩華。自らの経験則から恋愛に対して希望を持てなかったものの、クリスマスの偶然の出会いを経て本物の関係を目指そうと模索する真由。一度は手に入れた大切な存在に再び手を伸ば→2022/12/02
紅葉
17
ついに動き出したヒロインたちとの関係性。 礼奈との出来事より積極的に成長しようと行動を起こす悠太だが、彩華と真由に対して距離を置くようになる。 悠太の行動を見越した礼奈の言葉は本当に彼女の凄さを感じた。 後半には彩華と真由それぞれが距離縮めるためにアプローチをかける。高校時代の苦い思い出を清算させた彩華、これまで語られなかった真由の過去。 悠太が2人との関係性を今後どのように考えているのか最後の最後まで見届けたい。 ヒロイン全員が魅力的なのは当然だが推しの彩華が報われてほしいと願っています。(願望)2022/12/02
ほたる
12
迫る就活のとき、終わる大学生生活。あくまでもフラットにきた関係性は丁寧にちょっとずつ掘り下げていくことでついに大きく動き出す。自分としては彼女のほうを応援したくなってしまうが、果たして次巻誰が。どういう着地を決めて見せるのか、ヒロインたちの心境を読むのが今から怖いが最終巻楽しみにしている。静かに終わりが近づいている一冊でした。2022/12/04