住まいの手帖

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622076018
  • NDC分類 527
  • Cコード C0052

出版社内容情報

伝説の雑誌「都市住宅」を創刊、住まいの図書館出版局編集長の現在まで建築編集歴50年の著者が「住まいのABC」を綴ったエッセイ

内容説明

戸建て、集合住宅の今昔。現在のわが家、空襲で焼失した生家の記憶…。建築設計の最前線を半世紀見続けてきた編集者が味わい豊かに綴った「住まいのABC」。

目次

仮名の家
ピロティ
ヒアシンスハウス
ロッカーの部屋
路地の椅子
物干す風景
わきにバスタブ
水まわり
本の居場所
書棚拝見〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RYOyan

10
間取りから木材の種類まで、どうしてそうなったのか、それを選んだのかが理解できると家というのは本当に多様で、その土地の風土や歴史が垣間見える。2018/03/25

きりぱい

5
建築、間取りなど、住まいに関してのエッセイ。大工目線からとか、デザイナー目線からとかではなく、住む者の立場からと、住宅関連誌の編集者の目から、自らの切れ切れな記憶を思い出すように語る。特別面白かったとか、何か勉強になったとかいうこともないのだけど(失礼!)、今まで自分が住んできた家やお邪魔してきた家の忘れていた部分をふっと思い出したり、なんというかそういう本。物語の中の風景の話がもっと膨らむといいなと思ったので、同時に出た『真夜中の庭』の方が面白かったかもしれないな、と思った。2011/09/04

ロピケ

2
ひとつひとつがとても短く、どこから読み始めても構わない。短い文章とはいえ、建物の話なので、理解するためには頭の中で空間的方向に、運動不足な脳を使うことにはなった。いろいろと興味深い材料(情報)を盛り込んだ中でも、印象的だったのは、リスに始まり猫で終わった話。ときどき、自分の力及ばず、話の落とし所が分からなかったこともあったけれど、60話も入っているのだから仕方が無い。本を収める場所の話も興味深々でした。 2012/03/23

utataneneko

2
インテリアとか住まいに興味があるので、本屋さんでふと手にして面白そうだと思い、購入して読んでみた。長年、建築雑誌の編集者をしてきた著者が、これまで見てきたさまざまな住まいについて考察をめぐらせるエッセイ。どれも3ページほどと短い。話題が連続することもあれば、ぷっつりと、全く違うテーマになることもある。結局、建築物や住まいから見えてくるのは人々の生活や日々の営みなのだなあ、とあらためて感じた。2011/10/28

メルセ・ひすい

1
15-34★5芸術家 建築家 必読書 住居の考現学! ピロティそれとも高床? ガラスは壁?それとも開口部か?? 靴や衣装はどこで脱ぐの? いつだって「チッチャイ家」が新しい? 蚊帳や炬燵は「家のなかの家」なの? 家並みと景観、戸建て・集合住宅の今昔、そして現在のわが家、空襲で焼失した生家の記憶…。建築設計の最前線を半世紀見続けてきた編集者が、「住まいのABC」を味わい豊かに綴ったエッセイ。60話をあなたに…どうぞ住居について一流の建築誌・ 建築書の編集者として約50年間、住宅設計の最前線を見続けてきた2011/06/18

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