内容説明
職業としての科学の誕生から、産業・文学との関連まで、クーンらとともに科学史研究を一貫してリードしてきた著者の多彩な業績が光彩を放つはじめての選集。
目次
第1部 科学と国家(科学というプロフェッションの出現1―アメリカ科学の成熟1一九一〇‐一九七〇年;科学というプロフェッションの出現2―フランス科学の繁栄 一七七〇‐一八三〇年;社会科学と物理学における確率的分析;産業の博物誌;科学と文学的想像力―ヴォルテールとゲーテ)
第2部 科学史の探究者たち(ある物理学者の見たギリシア科学;ディクステルホイス―世界像の機械化;アレクサンドル・コイレ;トーマス・クーン―科学の特質;マートン・テーゼ;ギリスピー自伝)
著者等紹介
ギリスピー,チャールズ・C.[ギリスピー,チャールズC.][Gillispie,Charles C.]
1918年ペンシルヴァニア州ハリスバーグに生れる。1940年ウェスリアン大学卒業。1949年ハーヴァード大学からPh.D.を取得。プリンストン大学の科学史教授(1958‐87)、名誉教授(1987)。1960年プリンストン大学大学院に科学史・科学哲学プログラムを創設。パリ社会科学高等研究所副所長(1980‐87)。1997年科学史・科学哲学でバルザン賞を受賞
島尾永康[シマオナガヤス]
1920年大阪市に生れる。1947年京都大学理学部卒業。元同志社大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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