山で見た夢―ある山岳雑誌編集者の記憶

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622075424
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0095

内容説明

元「山と溪谷」編集長であり、13年間におよぶ山岳雑誌編集を通じて登山ジャーナリズムの中核を支えてきた著者が、登山者として、また編集者として、山で見た夢を一冊に織りなす初の著書。縦走や沢登り、登山者の嗜好のツボを押さえた絶妙の山行記。遊び心と冒険心にみちた秘境探訪記。無名の山人や篤志家などの貴重な人物ルポ。そして、フィクションを交え、時空をも超えて、ユーモアと憂愁に彩られた記憶の彼方へ旅するエッセイ。

目次

序章 さよなら山登り
1 輪郭なき起伏
2 山嶺を越えて
3 溪、そして秘境へ
4 人影の残像
5 ショート・ソングス―山の波間から生まれくるうた
6 頂のない山

著者等紹介

勝峰富雄[カツミネトミオ]
編集者。1965年東京生まれの埼玉育ち。埼玉県立坂戸西高校入学後ワンダーフォーゲル部で山登りを始め、パンクバンドの活動と両立する。1990年早稲田大学教育学部国語国文学科卒。早大山歩会を経て、早大稲稜山岳会に入会して長谷川淳氏に師事、その後、東京YCCにも入会。大学卒業後は大学時代の仲間と遡行同人蟷螂を結成。新卒で入社した学習研究社では学習参考書の編集に携わり、その後「ムー」編集部に異動。1996年、30歳のときに山と溪谷社に転職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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tomatobook

2
『山と渓谷』元編集長による山のエッセイ。高校時代に山登りを始め、沢登りに傾倒し、写真も撮る。陣馬、奥多摩あたりは行ったことがあるので身近に感じられた。奄美群島の与路を訪れ、山から島へスイッチしていく最後の章は何となく共感できた。2024/02/11

メルセ・ひすい

1
13-119 赤ダ 初出誌「山と渓谷」 ‘07.01~の記事を集めたもの… 登山ガイド 文体・・ん゜・いわゆる雑誌です 登山者の嗜好のツボを押さえた山行記、秘境探訪記、貴重な人物ルポ、そしてフィクションを交えたエッセイ。「山と溪谷」元編集長。 2010/07/15

さわ

0
「山と渓谷」元編集長ならではのエッセイ。自分にはマニアックでわからない内容もあったけど、山に魅せられた人が書く文章は読んでてワクワクする。2016/04/30

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