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ルジャンドルとの対話

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  • サイズ B6判/ページ数 189p
  • 商品コード 9784622075257
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C1010

内容説明

「読者よ、ここで語っているのはひとりの老いぼれだ。」ドグマ人類学によって西洋の根底を照射してきた孤高の思想家が初めて明かす自身と世界への問いかけ。

目次

第1週(青春時代;ドグマ人類学の問い;西洋的人間の組成;国家のありさま;マネージメントの帝国)
第2週(戦後における考証学の熱気;積層的な歴史;人類学;行政という事象;文学と映画をめぐって)

著者等紹介

ルジャンドル,ピエール[ルジャンドル,ピエール][Legendre,Pierre]
1930年、ノルマンディー生まれ。法制史家・精神分析家。1957年パリ大学法学部で博士号を取得。民間企業、ついで国連の派遣職員としてアフリカ諸国で活動したのち、リール大学、パリ第10大学を経て、パリ第1大学教授。また高等研究実習院(EPHE)研究主任を兼任(96年退官)。精神分析家としてラカン派に属し、同派の解散以降はフリーランスとなる。中世法ならびにフランス近代行政史について多数の専門研究を発表したのち、70年代以降、精神分析的なアプローチを取り込みつつ、主体形成と規範性の関係を中心に西洋の人類学的特性を照射する理論的著作を世に問いつづけている

森元庸介[モリモトヨウスケ]
1976年、大阪府生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員。思想史/フランス地域文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

3
「近代国家、強力な国家があり、それが世界中で、いわばクローニングされた制度として増殖していることは見えている。けれども、その母胎は見えていない。つまりキリスト教的な帝権が世俗化され、西洋による心理的支配を生み出しているということが見えていないのです。世界を己の制度モデルに改宗させるのは自信の当然の権利だという西洋の信仰、それはつまるところこうした盲目に由来している」(120ページ)2015/10/17

Hisashi Tokunaga

0
再読にかかる時間が膨大!!⇒そもそも本書のテーマ性が?? ルジャンドルファンにはわかりの良い本のようですが、再度精読してみます。2012/10/07

むらこ

0
難しかった そのうち再読2012/04/25

mori-ful

0
感想(というかまとめ)が長くなったのでブログに。こちらのほうが性に合う。 https://jisuinigate.hatenablog.com/entry/2024/04/08/2215442024/04/08

zk

0
反動ではない(のか?)2019/01/05

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