日時計の影

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  • サイズ B6判/ページ数 332p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622074373
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

長年の臨床経験を語った「老年期認知症への対応と生活支援」などのちょっと専門的なものから「河合隼雄論」まで33篇。

内容説明

「患者に告げること患者に聞くこと」「老年期認知症への対応と生活支援」から、河合隼雄論、自伝的書き下ろし「ヴァレリーと私」まで33篇。第7エッセイ集。

目次

患者に告げること患者に聞くこと―統合失調症を中心に
老年期認知症への対応と生活支援
トラウマについての断想
生活空間と精神健康
河合隼雄先生の対談集に寄せて
神田橋先生のいる風景
村瀬嘉代子さんの統合的アプローチに思う
東大分院神経科がある風景
神戸という町の隠れたデザイン―海外のゲストを念頭に置いて
最近の精神医学に思う〔ほか〕

著者等紹介

中井久夫[ナカイヒサオ]
1934年奈良県生まれ。京都大学医学部卒業。神戸大学名誉教授。精神科医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

2
エッセイは、臨床論から神戸の都市論、死に添える花、果てには夕張の財政破綻まで、あらゆる広がりをみせる。「この患者さんがもし病人でないとしたら、どういう人柄の人であると思うか?」病気を中心に据えた治療は、患者の側にとってみたら、病気で自分の人柄が代表されているということ。いかなる人間でも、自尊心の置き場はその人の到達した最高点かその傍にあるはずで、症状や病名が彼の社会的評価そのものであってはならない。中井久夫の自尊心の置き場も「精神科医中井久夫」が全てではなかったに違いない。この「広がり」が中井久夫。2022/12/29

Momoko Nishikawa

2
久しぶりに読んだ中井先生の本。文章が優しくて好きだ。内容は難しくても。 懐かしい神戸がある。 患者に告げること 患者に聞くこと こんな実用的な文章はとてもありがたい。 257pからのペプロウの伝記からの引用は衝撃的だった。機会があれば読みたい。2022/04/08

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

1
30年以上も住んでいながら、私は神戸の良さがまだまだわかっていないようです。2014/11/18

水野

1
端正で、静かで、貴族的で、どこかあたたかい。語彙が豊饒で、詩的で、でも的確で。どこをどう習えばいいのか分からないけど、こういう空気感に憧れる。こういう人になりたい。神戸に行きたくなる。2012/10/24

ネフスキー大通りの秋

1
著者は精神科医なんだけれど、その端正な文章に私は魅了されています。こちらの本は、冒頭の、患者への接し方に関する講演がよかったなあ。2012/09/09

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