DSM‐V研究行動計画

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  • サイズ A5判/ページ数 350,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622073949
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C3011

内容説明

いま何が問題になっているか。現行のDSM‐IV(『精神疾患の診断・統計マニュアル第4版』)の問題点を詳細に洗い出し、精神科診断分類学の展望と課題を集成。生きた臨床現場をめざす批判の書。

目次

第1章 DSM‐Vにおける分類命名法の基本
第2章 病態生理学にもとづく分類体系のための神経科学研究行動計画
第3章 発達科学の進歩とDSM‐V
第4章 人格障碍と関係障碍―DSMの重大な空白に立ち向かう研究行動計画
第5章 精神障碍と能力障碍―両者の関係を再考する時ではないか?
第6章 びっくりハウスの向こう側へ―文化と精神医学的診断に関する研究行動計画
付録(第6章) 「精神医学的診断と文化」研究の領域と主題との予備的リスト

著者等紹介

黒木俊秀[クロキトシヒデ]
1958年宮崎県生まれ。現在独立行政法人国立病院機構肥前精神医療センター臨床研究部長。1983年、九州大学医学部卒業。医学博士。佐賀大学医学部講師、九州大学大学院医学研究院准教授等を経て、2007年より現職。専門は臨床精神医学、神経精神薬理学。日本森田療法学会常任理事、日本精神神経学会評議員、日本精神科診断学会評議員等を務める

松尾信一郎[マツオシンイチロウ]
1972年長崎県生まれ。現在医療法人慈光会若久病院医師。1997年、九州大学医学部卒業。医学博士。九州大学大学院医学研究院、同病院精神科助教等を経て、2008年より現職。専門は臨床精神医学、精神病理学

中井久夫[ナカイヒサオ]
1934年奈良県生まれ。京都大学医学部卒業。神戸大学名誉教授。精神科医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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