個人データ保護―イノベーションによるプライバシー像の変容

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個人データ保護―イノベーションによるプライバシー像の変容

  • 名和 小太郎【著】
  • 価格 ¥3,520(本体¥3,200)
  • みすず書房(2008/03発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 291,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622073635
  • NDC分類 316.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

個人データ(情報)保護について、技術と法と現状を考える上での基本的な問題を挙げて解説し、問題解決へのヒントを提示する。

内容説明

本書は個人データ保護について、論点を市民生活と先端技術と法制度とのあいだの軋みにしぼり、ここに生じる法の欠缺(けんけつ)と技術の過剰とを指摘し、利害関係者の意見を列挙し、その評価を試みる。ここではアメリカにおける歴史的経験を中心におき、先端技術にかかわる判例を多数引用、要所を押さえた問題提起がなされている。

目次

1 データ保護を求めて(プライバシーの発見;センサス・データ、そして社会保障番号;郵便番号、そしてメーリング・リスト;クレジット・カード、クレジット・スコアリング;電話番号、通話記録、そしてクッキー;越境データ流通)
2 監視に対して(盗聴、空中撮影、赤外線探知;監視カメラ、RFIDタグ、そして;そして、データ・マイニング;バイオメトリクス、さらに)
3 イノベーションとともに(巨大システム対データ主体;法律から技術標準へ;個人データ、贈与あるいは収用;あるいはトークン、あるいは商品、あるいは制御用タグ;保護も、監視も、侵害も)

著者等紹介

名和小太郎[ナワコタロウ]
1931年東京生まれ。工学博士。石油資源開発(石油の地震探査)、旭化成(ロケット・エンジンの生産管理)、旭リサーチセンター(データベースの開発)、新潟大学教授および関西大学教授(情報通信制度の研究)を経て、現在、情報セキュリティ大学院大学特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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onaka

3
19世紀末、マスメディアの普及とともに認知されるようになったプライバシーという概念が、情報通信技術・サービスの進展とともにいかに変容してきたかが論じられる。「独りにおいてもらう権利」と言われると基本的人権に隣接した確固とした権利のように思えるが、実は文脈によって解釈が揺れ動き、技術によって法的な扱いが変化してきた歴史を持つ。単なる法律解説書でもビジネスハウツー本でもない。多様な論点が提示されていて、どうあるべきか考えるきっかけになる良書。2010/07/24

抹茶ケーキ

0
アメリカでの判例を中心にプライバシーがどのように展開してきたか。オーウェル的なビッグ・ブラザーが支配する監視社会ではなく、部分最適な個別の監視者によって監視される社会になる、みたいなことが最後の方に出てきた。たぶん技術者としての経験から出てきた主張だろうし、説得力があるような気がした。2017/02/23

笠井康平

0
とても参考になった2016/05/07

いかちょー

0
読み物として面白いが、日本国内のことについてはほとんど触れられていない。 2008/06/24

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