カヴァフィス 詩と生涯

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  • サイズ B6判/ページ数 347,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622073598
  • NDC分類 991
  • Cコード C0098

出版社内容情報

20世紀最大のギリシャ語詩人、コンスタンディノス・カヴァフィスの生涯を細大漏らさず描く。中井久夫・茂木政敏訳。

内容説明

古代ギリシャの精神的子孫、ヘレニズム世界の継承者たるを誇らかに証する144篇に及ぶ詩への言及をとおして、ギリシャ語詩人カヴァフィス(1863‐1933)の生を立体的に描く。

目次

第1章 英国艦隊のアレクサンドリア砲撃以前
第2章 コンスタンチノープル
第3章 アレクサンドリアに帰る
第4章 T文字のカヴァフィス
第5章 もう一人のカヴァフィス
第6章 家族生活―旅と別れと
第7章 読書と仕事
第8章 一九一一年以前の詩
第9章 アレクサンドリアの文学生活
第10章 晩年のカヴァフィス

著者等紹介

リデル,ロバート[リデル,ロバート][Liddell,Robert]
1908‐1992。イギリスの批評家、小説家、詩人。英国エジプトの混血として、スーダンのゲジラに生まれる。オックスフォード大学で学び、20代はボドリーアン図書館に勤務。第二次大戦中にカイロで英語教師をし、大戦後アテネに移り住んだ

茂木政敏[モギマサトシ]
1971年群馬県に生まれる。英知大学仏文科卒業

中井久夫[ナカイヒサオ]
1934年奈良県に生まれる。京都大学医学部卒業。現在、神戸大学名誉教授。精神科医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポカホンタス

5
ギリシャ語詩人カヴァフィスの評伝。カヴァフィスの人となりがなんとなく伝わる。2011/04/10

ロピケ

2
『アレクサンドリア四重奏』にカヴァフィスの詩が引用されていて、アレクサンドリアと言えば、この人なのだなと思い、どんな生涯を送ったのか気になっていたところだったので、図書館で背表紙見た時はこれだ!と嬉しかった。写真を見ると、ちょっと瑛太似。それなりに苦労の人生なんですが、まさにアレクサンドリアのイメージ、と勝手に受け取りました。それにしても、サイードやジャクリーヌ・オナシスが自分の葬儀で、カヴァフィスの詩をそれぞれ朗読させたという事に驚きました。当時のアレクサンドリアの雰囲気も味わえました。2011/02/02

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