内容説明
ジャコメッティの針金のような立像に並んだとき、古代ギリシアのアルカイック少年像は何を語るだろうか?ある少女の墓碑からゼウス神殿のアトラス=メトープまで、精妙なギリシア美術入門。
目次
1 ミュンヒェン彫刻展示館のアルカイック少年像
2 ある少女の墓碑
3 オリュンピアのゼウス神殿のアトラス=メトープ
4 アルテミシオーン岬のポセイドーン
5 オルペウスのレリーフ
6 アンツィオの少女
著者等紹介
クルツィウス,L.[クルツィウス,L.][Curtius,Ludwig]
1874‐1954。アウクスブルクに生まれる。ミュンヒェンとベルリーンで法律、国民経済、哲学を学んだ後、1896年からミュンヒェンで古典古代の考古学を学ぶ。1904‐07年ギリシアとトルコにおけるドイツの発掘調査に参加。1907年大学教授資格取得。1920年にハイデルベルク大学に就任して、古代、特にローマ美術研究に新たな観点をひらき中心的存在となる。1928年ローマのドイツ帝国考古学研究所(後のドイツ考古学研究所)所長に就任したが、1937年ナチスにより退職させられた
小竹澄栄[コタケスミエ]
1947年神奈川県に生まれる。1972年横浜市立大学文理学部独文科卒業。1976年東京都立大学人文科学研究科博士課程中退。東京都立大学人文学部助教授、教授を勤め、2005年に退職
中村るい[ナカムラルイ]
東京藝術大学大学院修士課程修了。ハーバード大学博士課程修了(1995年Ph.D.)。1991年、イスラエル・カエサリア遺跡発掘。1992‐93年、米国古典学研究所(於アテネ)研究員。放送大学客員准教授。専攻ギリシャ美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぴよぴよーーーーー
katteguci