内容説明
生と死、光と陰、そして日常性と異常性のダブル・ヴィジョン。O・ヘンリー賞、キャサリン・マンスフィールド賞に輝く出色の短編作家の秀作7篇をリバイバル。
著者等紹介
ラヴィン,メアリ[ラヴィン,メアリ][Lavin,Mary]
1912‐1996。ボストンに生まれる。10歳のとき家族とともにアイルランドに渡る。ナショナル・ユニヴァシティを卒業後、結婚。3人の娘をもうけたが、1954年に夫と死別。1943年に最初の作品集『ベクティヴ・ブリッジから』が刊行され、ジェイムズ・テイト・ブラック記念賞を受ける。『クルー街の家』の長編もあるが、その名は短編作家として知られ、1963年にはキャサリン・マンスフィールド賞を受賞。元アイルランド文芸家協会会長
中村妙子[ナカムラタエコ]
1923年東京に生まれる。1954年東京大学文学部西洋史学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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