出版社内容情報
コーディネーショントレーニングは、脳・神経にまつわるコーディネーションの回路=運動神経を鍛え、体のポテンシャルを存分に引き出すためのトレーニング法。本書は、コーディネーショントレーニングを、その体系的な知識を得られる理論編と、70本以上の動画でエクササイズを紹介する実技編に分けて徹底解説した決定版。
内容説明
コーディネーショントレーニングの効果。その1 運動学習能力の飛躍的な向上効果!《新しい動きやスポーツテクニックを短期間で習得》 その2 精神的なリフレッシュ効果が得られる!《メンタル面のリフレッシュを図る》 その3 子どもたちの体力・運動能力の向上に貢献!《体力・運動能力を最大限に発揮できる》
目次
序章 スポーツ・コーディネーショントレーニング(コーディネーショントレーニングとは?;コーディネーションのしくみ ほか)
第1章 ジェネラル・コーディネーショントレーニング1:基礎パート(理論編;実技編)
第2章 ランニング・コーディネーショントレーニング(理論編;実技編)
第3章 スピード・コーディネーショントレーニング(理論編;実技編)
第4章 ジェネラル・コーディネーショントレーニング2:実践パート(理論編;実技編)
著者等紹介
泉原嘉郎[イズハラヨシオ]
九州産業大学健康・スポーツ科学センター准教授。ドイツ・ライプツィヒ大学博士(スポーツ科学)。スポーツ科学者(認知・脳科学/運動・トレーニング科学領域)。コーディネーショントレーナー。日本サッカー協会技術委員会フィジカルフィットネスプロジェクト・メンバー。ドイツサッカー協会公認B級コーチングラインセンス取得。ヨーロッパサッカー連盟(UEFA)公認B級ライセンス取得。福島大学教育学部を卒業後、ドイツ・ケルン体育大学、ライプツィヒ大学へ留学。福島大学大学院を経て、コーディネーション理論発祥の地であるドイツ・ライプツィヒ大学博士課程へ進み、コーディネーション理論をテーマとする研究で博士号を取得。実践現場では、ドイツ・1FCロコモティブ・ライプツィヒの育成年代や女子トップチーム(ドイツ・ブンデスリーグ)等のコーディネーショントレーナー、およびU-8監督を務めた。日本とドイツを行き来しながら、スポーツトレーニング理論や認知・脳科学トレーニングの研究に携わる一方で、プロ・アマを問わず多くのスポーツ選手や指導者に対し、コーディネーショントレーニングの実践指導を行い、成果を上げている
沼澤秀雄[ヌマザワヒデオ]
立教大学スポーツウエルネス学部教授。順天堂大学体育学部体育学科卒業。順天堂大学大学院体育学研究科修士課程修了(体育学修士)。修士(コーチ学)。順天堂大学体力測定研究室嘱託を経て、現職。日本陸上競技連盟指導者養成委員会副委員長。日本サッカー協会技術委員会フィジカルフィットネスプロジェクト・メンバー。公認コーチ(陸上競技)。日本スポーツ協会コーチデベロッパー。競技実績は1984年日本陸上競技選手権大会4×400mリレー優勝(第一走)、1986年日本陸上競技選手権大会400mハードル3位。順天堂大学大学院在学中に陸上競技部コーチに就任、関東学生陸上競技連盟から指導功労賞を受賞。日本のサッカーがプロ化した当時は確立されていなかったフィジカルコーチを三菱浦和フットボールクラブ(現浦和レッズ)で4年間経験した。その後、日本サッカー協会アカデミー福島にランニングコーディネーションコーチとして関わる。研究・教育活動はスポーツ科学、コーチング学を専門として、競技力向上のためのトレーニング方法と指導方法についての研究を行っている。また、子どもたちの健全な発育と運動能力の向上、中高齢者の健康維持向上のための運動プログラム開発を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 緑の瞳 ハヤカワ文庫