出版社内容情報
幼年時代から、評論活動・〈ヌーヴェル・ヴァーグ〉・五月革命を経て〈ジガ・ヴェルトフ〉の結成等謎に包まれた人と作品の背景を明かす。
内容説明
「映画は、1秒に24回の真実だ」。生きた伝説のシネアスト、ゴダールに迫る初の本格的評伝。生い立ちから現在まで、映画なしでは在りえない人生を、貴重な写真資料を織り交ぜ鮮やかに描く。
目次
第1章 神々と半神たち―モノー家とゴダール家
第2章 「映画館は悪い学校ではない」―アンドレ・バサンと『カイエ・デュ・シネマ』
第3章 フランス映画製作のある種の傾向―カリーナとクタールのヌーヴェル・ヴァーグ
第4章 学生革命―ヴィアゼムスキーとゴラン
第5章 隠れ家―アンヌ=マリ・ミエヴィルとロール
著者等紹介
マッケイブ,コリン[マッケイブ,コリン][MacCabe,Colin]
1949‐。イギリスの英文学者・映画研究者・映画製作者。ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジで英文学などを学び、1976年にケンブリッジ大学で博士号を取得。スコットランドのストラスクライド大学を経て、1985年度からアメリカのピッツバーグ大学で、1998年からはそれに加えてイギリスのエクスター大学で英文学と映画を講じ、現在は、ピッツバーグ大学特別教授およびロンドン大学バークベック・カレッジ教授である。1985年から89年まで、英国映画協会(BFI)の製作部長を、1989年から98年まで同協会の研究部長を務め、デレク・ジャーマン『カラヴァッジオ』(1986)、テレンス・デイヴィス『遠い声、静かな暮らし』(1988)などの映画作品の製作総指揮を担当したほか、映画百年を記念するTVドキュメンタリー・シリーズを手掛けた
堀潤之[ホリジュンジ]
1976年東京に生まれる。パリ第三大学映画・視聴覚研究科への留学を経て、2004年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得。専門は映画研究・表象文化論。関西大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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