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内容説明
筑紫書体シリーズは、見出し書体から丸ゴシック体まで多彩なラインナップがある、フォントワークスを代表する書体群です。金属活字の滲みを再現しながら新しさを取り入れ、独自の「懐かしさ」や「あたたかみ」を生み出しています。本書では各書体のコンセプトやプロセスを徹底取材し、豊富な図版とともに筑紫書体の魅力に迫ります。
目次
1章 筑紫書体精察(筑紫明朝;筑紫見出ミン;筑紫ゴシック ほか)
2章 筑紫書体の使用事例
3章 藤田重信とフォントワークスの仲間たち(藤田重信のフェティシズム;藤田重信のプライベート)
4章 藤田重信×祖父江慎筑紫対談
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アメヲトコ
4
2024年1月刊。筑紫シリーズでお馴染みの、よい意味で癖が強い書体を発表し続けている藤田重信さんの仕事をインタビューから迫る一冊。書体デザインを語る言葉はかなり感覚的で、フェティシズムに溢れています。購入者特典として特別にデザインされたかな書体筑紫B明朝NKがダウンロードできるという太っ腹ぶり! 欲を言えば筑紫書体の魅力は縦組みでより光ると思うので、本文も縦で組んで欲しかったなと思いました。2024/02/14
たくさん
0
私は文章はよく読むほうなのですが、その過程で結果読まされている文字が、 こうあれば美しいとか、かっこいいとか読みやすいということとか、 余り感じず、インターネット黎明期のフォントもこだわりは特になかったのでした フォントのサンプルとともに書体の生まれる話が、 多大な苦労とともに、質問応答形式で私にも語りかけるように小気味よく進む。 この本はデザインやフォントにどちらかというと疎い私にはとても刺さった本でした。ああカッコいい。筑紫フォント欲しいなって刹那に思わされる本でした。#NetGalleyJP2024/02/14