レヴィ=ストロース『神話論理』の森へ

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レヴィ=ストロース『神話論理』の森へ

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  • サイズ B6判/ページ数 237,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622072089
  • NDC分類 389
  • Cコード C1010

内容説明

構造主義人類学の創始、「ブリコラージュ的思考」「野生の知」など新鮮なパラダイムの主導、炯眼の近代文明批評。しかしこれらの言辞を並べても、20世紀思想史に聳え立つクロード・レヴィ=ストロースの業績を、いまだ捉えきれてはいないのだ。原書から40年をへて待望の日本語訳が刊行されるその浩瀚なライフワーク『神話論理』を読むために。何よりも、緑なす壮大な神話の森を楽しく彷徨するために。神話の森の入り口で、中沢新一、M.エナフ、渡辺公三、木村秀雄、内堀基光、鈴木一誌、港千尋、安冨歩、池澤夏樹の各氏によるコンパクトなガイドブックを手にしていただきたい。それぞれが専門を異にしながら、ナチュラリストとしてのみずからの経験をふまえて『神話論理』を読み込む。文化人類学から芸術、文学、思想、動物学、認知科学、アフォーダンス、複雑系まで、いや、ここには書かれていないさらなる多様な読みの可能性もが眼前に開けてくるだろう。2005年秋、96歳のレヴィ=ストロースへのオリジナル・インタヴューも所収。

目次

1 レヴィ=ストロースの世界(『神話論理』前夜;『神話論理』―言語学と音楽のあいだで;世界はリズムに満ちている ほか)
2 『神話論理』―テクストの生成(レヴィ=ストロース・インタヴュー―二〇〇五年秋パリ;『神話論理』と原典テクスト)
3 レヴィ=ストロースからの創造(重力の行方―レヴィ=ストロースからの発想;超理性の翼;記号の身体性―複雑系科学から見た『野生の思考』;『野生の思考』と物語の擁護)

著者等紹介

渡辺公三[ワタナベコウゾウ]
1949年、東京に生まれる。東京大学大学院博士課程修了。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。専攻は文化人類学

木村秀雄[キムラヒデオ]
1950年、福岡県に生まれる。東京大学大学院博士課程満期退学。東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マーブル

8
2006年にようやく『神話論理』の日本語訳が刊行されるに当たって編まれたガイドブック的存在。様々な視点から『神話論理』を、あるいは自らにとってのレヴィ=ストロースを描き出している。11名の分野を異にする方々の文章は、その分量の短さもあり、一部を除いて何とか読めるレベルの内容である。それぞれが音楽や、動物、原典テクスト、記号などについて論じ『神話論理』刊行に花を添えている。2019/03/30

sibafu

5
全四巻の大著『神話論理』が初めて邦訳されるにあたり2006年に編まれたレヴィ=ストロース好きたちによる小論集のようなもの。『神話論理』は未読だが、どんな内容なのか大ざっぱに理解はできる。なるべく読んでからこれを読んだ方がいいが。編者の渡辺公三さんと木村秀雄さんは『神話論理』の訳者でもあり、この本に文章も寄せている。人類学の、人間や住む世界について俯瞰的な視点。人類学への憧憬が蘇ってくるよう。2014/10/30

テッテレこだち

3
タイトル通り、レヴィ=ストロースの『神話論理』の読者のためのガイドブック。木村秀雄氏の二論は全く方向が違いつつどちらも面白かったが、特にレヴィ=ストロースによる資料の取り扱い方についての検討が興味深かった。安冨歩氏の「記号の身体性」は複雑系科学からソシュールとの比較、ベイトソンとの関係など、いろいろな論題が整理されつつ連結していて読みごたえがあった。レヴィ=ストロースへのインタビューもあって、ああこういう感じの人なのか…というのが何となく腑に落ちてきた感じがした。神話論理も楽しみ。2024/12/04

Koyasu Ryuji

2
78点.神話論理を読むための準備ができた.レヴィ=ストロースのこととか,神話は選択的に編集されてることとか,出てくる動物の生態とか. 見逃しがちだが頭に入れとくと良さそうなことが知れた.

oyoide

1
安冨氏のレヴィ=ストロースの理解と解釈が秀逸。 そして深い理解と言葉の咀嚼、再構築にて提示することにより、われわれ読書とのコミュニケーションになる端緒示してくれる。2021/08/30

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