出版社内容情報
錆、苔、扉、管、看板、郵便受け、物干し竿、たばこ屋……。ボロいのに、いや、ボロいからこそ美しい。ありふれたように見えて実は東京から消えかかっている(あるいは既に消えてしまった)ボロい風景の数々を、20年以上街歩きで撮りためてきたスナップ写真から厳選。「ボロさ」の美しさ、楽しさ、懐かしさを伝える写真集。再開発では絶対に作ることのできない、東京右半分を中心にした本物のストリートがここに。
内容説明
ボロさとは美である。時代を超えた唯一無二の価値がここにはある―東京の“オーラ”を抜き出した写真集。
目次
階段
扉
洗濯
車庫
管・線
郵便
苔・草
消火器
店
建物
錆
著者等紹介
三浦展[ミウラアツシ]
1958年生まれ。’82年一橋大学社会学部卒業。(株)パルコ入社。マーケティング情報誌「アクロス」編集室勤務。’86年同誌編集長。’90年三菱総合研究所入社。’99年カルチャースタディーズ研究所設立。消費社会、家族、若者、階層、都市などの研究を踏まえ、新しい時代を予測し、社会デザインを提案している。文化庁「建築文化に関する検討会議」委員(令和5年度)、国土交通省「住宅ストック維持・向上促進事業」である「江戸長屋バリューファイナンス事業」(令和5年度)検討委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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