芸術と貨幣

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  • サイズ A5判/ページ数 251,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622070788
  • NDC分類 701.3
  • Cコード C1010

内容説明

「貨幣」はいかにして「芸術」になるのか。金から紙、そして電子マネーへと姿を変えてきた貨幣の意味を美術作品から読み解き、両者に共通のロジックを探る。類例のない思想史・経済学=芸術論。

目次

1 序論
2 芸術と貨幣(キリスト教;イコンと銘刻;聖餅 ほか)
3 表象と交換(アメリカ;綺麗なお金;貨幣悪魔 ほか)
4 結論(芸術の精算;それでも重要なモノ)

著者等紹介

シェル,マーク[シェル,マーク][Shell,Marc]
カナダのケベックに生まれる。現在、合衆国ハーヴァード大学教授(英米文学・比較文学)。同大学貨幣・文化研究センター所長。また、同校ロングフェロー研究所長もつとめ、合衆国の非英語・文学の研究を推進している。研究の範囲は、美学・経済学・ルネサンス研究・言語学・国家論の多領域にわたる

小沢博[オザワヒロシ]
1954年生。1977年東北大学文学部文学科卒業。1979年同大学文学研究科博士課程中退。和洋女子大学文家政学部助手、同講師、大阪大学言語文化部講師、同助教授、東北大学文学部助教授、同教授を経て、現在、関西学院大学文学部教授
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