オディロン・ルドン―光を孕む種子

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  • サイズ A5判/ページ数 352,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622070351
  • NDC分類 723.35
  • Cコード C3070

内容説明

戦慄すべき“黒”から天上的な“色彩”へ、自然と内面のヴィジョンを掘り下げて象徴主義絵画の精華をきわめた孤高の画家ルドンの、想像力の核心に迫る力作評論。薄明の時代に芸術家とは何か。

目次

序章 自然とともに閉じこもる
1 種子から樹木へ(ピカールへの手紙;ロドルフ・ブレスダン ほか)
2 “黒”の美学(二つの個展、二つの批評;木炭と暗示的芸術 ほか)
3 象徴主義と絵画(印象主義の問題;ルドンとゴーギャン ほか)
終章 アポロンの馬車

著者等紹介

本江邦夫[モトエクニオ]
1948年、愛媛県松山市に生まれ、東京で小学校に上がるが、中学2年の夏まで札幌と小樽ですごす。76年、東京大学人文系大学院修士課程(西洋美術史専攻)修了。同年秋より、東京国立近代美術館に勤務。「マチス」(1981年)、「ピカソ」(83年)、「ゴーギャン」(87年)、「ルドン」(89年)、「木村忠太」(94年)などの本格的な回顧展を手がける一方で、「メタファーとシンボル」(84年)を皮切りに「手塚治虫」(90年)、「形象のはざまに」(92年)、「黒田アキ」(93年)、「辰野登恵子」(95年)などの現代的な企画に関与するが、20年におよぶ美術館員としての活動に限界を感じ、98年春、多摩美術大学共通教育学科教授として学園生活に新たなる活路を求める。2001年春より、府中市美術館館長を兼任(嘱託)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ラウリスタ~

5
情報量多いし、読んでて面白い。美術史的な研究?の手法ってのを垣間見ることができる。ただ、そんなにかっちりした本じゃなくて、主観が多いに幅を利かせる。客観的に書くことが難しい画家ではあるが、とはいえ、ユイスマンスを執拗にディスるのはどうかと思う。誤解された誤解されたと繰り返すが、1880年代の一般的な捉え方というのは、まさにユイスマンスが提示したものだろうし、自らそういった自画像を提示していたと取るほうが自然だろう。得てして、こういった対象を研究するときには、わが子可愛さに周りの人間が敵に見えるってこと。2012/10/13

Rinopy

2
子供の頃初めて見た「沼の花」の版画に惹かれて以来ファンです。ゆっくり時間をかけて自分のスタイルを地道に追及して行くルドンの姿が垣間見えるような評伝でした。「あとがき」読んで本江氏ご自身のファンになりそう…なんか味のあるいい人だなあ(笑)。フランス近代美術って同時代の文学と密接な関係がありますよね。フランス語勉強したい…。2011/03/22

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