出版社内容情報
英文『武士道』の著者、国際人ニトベの実像を、日米双方の文献から徹底調査して浮彫りにする。
内容説明
本書は二つの部分からなる。「その一、日本文化紹介者としての新渡戸稲造」では英文『武士道』などの外国語の著作を通じて広く日本文化の外国への紹介者として活動した新渡戸の仕事を論じた。「その二、満州事変後の新渡戸稲造」では、その評価が大きく分かれる、満州事変後の新渡戸のアメリカでの講演活動や英文の著作を扱った。その一が日本の紹介者ないし説明者としての新渡戸を全体として見渡した概論だとすれば、その二は一時期を取り上げ、新渡戸は果して転向したのかといった視点から検討した各論である。
著者等紹介
太田雄三[オオタユウゾウ]
1943年、横浜市に生まれる。1967年、東京大学教養学部教養学科卒業。東京大学助手を経て、1974年以来カナダのマッギル(McGill)大学で日本史を教えている。現在同大学準教授
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