国防軍とヒトラー〈1〉1918‐1945 (新装版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 352p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622051077
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C3031

内容説明

ヒトラーを操縦して、ドイツの国家権力を握った瞬間、逆にヒトラーに支配されることとなった国防軍。ニュルンベルク裁判の、イギリス代表団に随行した経験のある歴史家が、第一次世界大戦の敗北から、1944年7月22日のヒトラー暗殺計画失敗に到る、国防軍とヒトラーとの関係を詳述する。第1巻は1918年11月から38年2月まで。ゼークトやシュナイヘルが国防軍をどのように指揮し、ワイマール共和国とどのような関係を築いたのか、また共和国崩壊に責任を負っているのか、を描写する。第二次世界大戦後の歴史における、軍隊のあり方と政治のあり方との関連という、いまだに解決のつかない問題にも光を投げかける大著である。

目次

第1部 軍と共和国―一九一八年‐一九二六年(スパからカップまで;ゼークト時代)
第2部 軍とヒトラー―一九二〇年‐一九三三年(求愛、蜜月そして離別;シュライヘル時代)
第3部 ヒトラーと軍―一九三三年‐一九四五年(権力獲得からヒンデンブルクの死まで;ヒンデンブルクの死からフリッチュ危機まで)

著者等紹介

ウィーラー=ベネット,J.[ウィーラーベネット,J.][Wheeler‐Bennett,John]
1902‐1975。イギリスの歴史家。1946年ニュルンベルク裁判の検察部イギリス代表に属す。1946‐48年、接収ドイツ外務省文書編集に従事。46‐50年オックスフォード大学New Collegeで国際関係論を講義。50‐57年同大学のSt Anthony College評議員

山口定[ヤマグチヤスシ]
1934年鹿児島市に生まれる。1956年東京大学法学部卒業。立命館大学教授、大阪市立大学法学部教授を経て、現在再び立命館大学教授。ドイツ現代史、ヨーロッパ政治史専攻を経て、現在、政治学・政策研究に専念
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mio

0
良著。図書館で読んだので、手元に欲しい2008/11/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22733
  • ご注意事項