出版社内容情報
おばあちゃんは1人暮らし。キルトづくりが大好き。けれども、すばらしいキルトをつくるのに、どうしても欲しいものがある。
「わたしくらいの年齢になったら、ぜったいに欲しいものは、キルトの真ん中にぴったりの布きれですよ」
上出来のクレージー・キルトのような、4人のキュートな魔法使いと1羽のやさしいカササギとおばあちゃんの織りなす、いままでにない不思議な味わいのノンセンス・ストーリー。これが魔法でないなら、何だろう?
ニューベリー賞/2度のルイス・キャロル賞の名手ナンシー・ウィラードと、色鉛筆と水彩画のハーモニーに魅せられずにいない巧手トミー・デ・パオラの、見事なデュオ。
Nancy Willard(ナンシー・ウィラード)作
日々の経験から出発し、気がついたときにはまったく思いがけない情景のなかに入り込んでいる。ナンシー・ウィラードの世界では、カボチャも雪も汽車もウィリアム・ブレイクもみんな友人。「百科全書的な想像力の顕微鏡を通して世界を見つめ、言葉を磨く」と評される。アメリカ文学の妖精的存在。1936年生まれ。ヴァッサー・カレジで文学を教える。
Tomie de Paola(トミー・デ・パオラ)絵
デ・パオラの絵は、キルトそのもののように、「新鮮な日光と大気にみちた余白のある世界へ、私たちを手招いている」。ニューヨーク・タイムズ紙がそう絶賛したデ・パオラは、暖かなユーモアと明快で知性的な作風をもつ、アメリカを代表する絵本作家の1人。日本でも人気が高い。ニューハンプシャーの古い農家に住んで、絵本を画きつづける。
長田弘(おさだ・ひろし)訳
詩人。1939年福島市生まれ。代表的な詩集に『一日の終わりの詩集』『黙されたことば』(ともにみすず書房)『深呼吸の必要』『食卓一期一会』『世界は一冊の本』『記憶のつくり方』(ともに晶文社)など。「贈る絵本にこの本を選んだのは」と詩人は言う。「この絵本を手にしたという記憶を、できるだけおおくの人と共有したかったから」
内容説明
おばあちゃんは1人暮らし。キルトづくりが大好き。けれども、すばらしいキルトをつくるのに、どうしても欲しいものがある。「わたしくらいの年齢になったら、ぜったいに欲しいものは、キルトの真ん中にぴったりの布きれですよ」上出来のクレージー・キルトのような、4人のキュートな魔法使いと1羽のやさしいカササギとおばあちゃんの織りなす、いままでにない不思議な味わいのノンセンス・ストーリー。これが魔法でないなら、何だろう?ニューベリー賞/2度のルイス・キャロル賞の名手ナンシー・ウィラードと、色鉛筆と水彩画のハーモニーに魅せられずにいない巧手トミー・デ・パオラの、見事なデュオ。
著者等紹介
ウィラード,ナンシー[ウィラード,ナンシー][Willard,Nancy]
「百科全書的な想像力の顕微鏡を通して世界を見つめ、言葉を磨く」と評される、アメリカ文学の妖精的存在。1936年生まれ。ヴァッサー・カレジで文学を教える
デ・パオラ,トミー[デパオラ,トミー][De Paola,Tomie]
暖かなユーモアと明快で知性的な作風をもつ、アメリカを代表する絵本作家の1人。日本でも人気が高い。ニューハンプシャーの古い農家に住んで、絵本を画きつづける
長田弘[オサダヒロシ]
詩人、1939年福島市生まれ
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