出版社内容情報
少年少女が感じるアメリカの四季を、毎日ひとつの詩と絵で柔らかく表現した、読みつがれる絵本。
内容説明
子どもの頃は、どうしてあんなに毎日がくっきりしていたのだろう。自然が息をするのにあわせるように、からだが息をしていた。季節、季節が、新鮮な発見に満ちていた。舗道にのこった夏のキャンディーのしみ。リンゴの皮の味のする秋の風。すっかり葉の落ちたカエデの木。クリスマス・キャロルの懐かしいひびき。初雪。春の訪れ。子ども時代の12カ月の光景を繊細なリズムに刻み、さりげないけれど、とても大切なものを伝える詩のカレンダー。成長するとは、何を獲得することなのだろう。何を喪失することなのだろう。
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- 和書
- 正道 〈6〉



