出版社内容情報
初期の演劇作品と後期の小説との関係を初めて実証的に分析。新たな <読み> の可能性を示唆する。
内容説明
五大長編『アルマンス』『赤と黒』『リュシヤン・ルーヴェン』『パルムの僧院』『ラミエル』成立の過程を解明。さらに、これらの作品の魅力の源泉を探り、新たな「読み」の可能性を示唆する。
目次
1 小説以前(スタンダールの小説成立に及ぼしたモリエールの影響;スタンダールにおけるロマン主義の形成)
2 小説の成立と展開(『アルマンス』の成立;『赤と黒』;『リュシヤン・ルーヴェン』の成立 ほか)
3 スタンダールの小説世界―自我と小説(スタンダールの小説における人物構成;スタンダールの小説における自我の展開)
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