出版社内容情報
第Ⅰ巻は15歳で仏王家に嫁ぎ、ルイ16世王妃となってからの絢爛なヴェルサイユ宮廷生活を描く。
内容説明
オーストリア女帝の皇女に生まれ、ヨーロッパ随一の美しい王国、フランスの王妃となり、絢爛なヴェルサイユ宮廷生活から断頭台の露と消えた悲劇の主人公。本書は、マリー・アントワネットが、15歳でブルボン王家皇太子(のちのルイ十六世)妃として、豪華な輿入れ行列をする描写から始まり、王妃となってからの服飾、宝石、庭園、賭事への傾倒、1789年7月14日のバスティーユ襲撃の民衆蜂起までを記す。
目次
おさな児の輿入れ
寝所の秘密
ヴェルサイユでのデビュー
ひとことをめぐる戦い
パリ征服
国王崩御・国王万歳!
国王夫妻の肖像
ロココの王妃
トリアノン
あたらしいお相手〔ほか〕