内容説明
18‐19世紀、「南」では日々、何が起こっていたか。北半球中心の世界史像への異議申立を背に、ラテンアメリカが生んだ類なき文学的創造、第2巻。
目次
アメリカの誓い
1701‐バジェ・デ・サリナス 神の皮
1701‐サン・サルヴァドル・ヂ・バイア アメリカの言葉
1701‐パリ アメリカの誘惑
アメリカの番人
1701‐オウロ・プレト 目くらましの芸
1703‐リスボン 黄金という名の通過旅客
1709‐フアン・フェルナンデス諸島 ロビンソン・クルーソー
1711‐パラマリボ 女たちは口を閉ざした
女たちは髪に生命を運ぶ〔ほか〕
著者等紹介
ガレアーノ,エドゥアルド[ガレアーノ,エドゥアルド][Galeano,Eduardo]
1940年ウルグアイのモンテビデオ生まれ。早くからジャーナリストとして活躍するが、1973年の軍事クーデタによりアルゼンチン、スペインへ亡命。1985年帰国。ラテンアメリカと世界の現実を鋭く切り取る発言で知られる
飯島みどり[イイジマミドリ]
1960年東京生まれ。東京大学教養学科卒。岐阜大学教養部を経て、立教大学教員。ラテンアメリカ近現代史およびイベリア‐アフリカ関係史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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