出版社内容情報
楡の木が風に揺れるハワーズ・エンド邸を舞台に《英国の運命》の破綻と再生を描いた代表的長篇。
内容説明
楡の木が揺れるハワーズ・エンド邸を舞台に「英国の運命」を描破した代表的長篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MATHILDA&LEON
30
【英ガーディアン紙が選ぶ必読小説58/1000】長い時間をかけて読了した。イギリス・ロンドンの姿と、田舎町の一軒の家の姿の対比が見事なまでで、登場する姉妹もそれぞれに個性が光り、実に人間臭い。特に妹のヘレンは自由というか、勝手気儘というか、ちょっと腹立たしいのだけれど、最終的には幸せになってほしい!と祈ってしまうんだから面白い。 ゆっくり読み進めた事ですっかり没入できたし、非常にいい時間でした。2019/05/23
ぺしみち
0
よく分からない話。登場人物全員に共感できなかった。2017/04/20
くじらい
0
貴族趣味の話で、親ガチャがどうこう言われている昨今ではとうてい感情移入しがたい。吉田健一訳が一般には入手しやすいが、これも持って回った日本語で読みにくい。この著作集版の小池訳の方が訳注も充実していてよい。吉田訳でいいところは、訳者の貴族趣味と本の内容が合致しているところくらい。2023/06/07
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- 洋書
- 7 QUISTIONI