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出版社内容情報
注目の書物文化史家の主著。15-18世紀における書物・テクスト・読者を軸に探る新鮮な社会史。
内容説明
アナール派以後、もっともめざましい活躍をしているフランスの歴史家シャルチエによる「書物の文化史」の主著。本書を構成する8篇の論文が追究しているのは、16世紀から18世紀にかけてのフランス社会における「書かれたもの」の規範と文化的慣習行動の大いなる変容にほかならない。
目次
第1章 規制と創出―祝祭
第2章 差異の創出と文化モデルの普及―礼儀作法と礼儀作法書
第3章 出版戦略と民衆の読書
第4章 規範と行動―往生の術
第5章 書物から読むことへ―都市における印刷物
第6章 表象と慣習行動―18世紀における農民の読書
第7章 青本
第8章 文学的人物像と社会的経験―「青本」における乞食文学