出版社内容情報
アインシュタインとボーア以来、いまなお論争がつづく量子力学の哲学的問題への最良の入門書。
内容説明
ベルの不等式の発見(1964年)以来、量子力学の哲学をめぐって成し遂げられた研究成果のあざやかな提示。人間の行なう認識と認識される世界の関係の問題への最良の入門書。ラカトシュ賞受賞。
目次
1 量子力学の形式
2 量子力学の解釈
3 アインシュタイン‐ポドルスキー‐ローゼンの不完全性論証
4 非局所性とベルの不等式
5 コッヘン‐シュペッカーのパラドクス
6 非局所性とコッヘン‐シュペッカーのパラドクス
7 実在主義と量子論理
8 結び