中国数学史

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  • サイズ A5判/ページ数 406p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784622040835
  • NDC分類 410.222
  • Cコード C3041

出版社内容情報

最古の数学の経典『九章算術』から、清朝の西洋数学との融合まで。中国数学独自の思考の展開。

内容説明

最古の数学の経典《九章算術》から、20世紀初頭の西洋数学との融合まで、中国数学の遺産を現代に伝えるとともに、中国科学の独自の思考と方法の解明にも寄与する比類ない書。

目次

第1編 秦統一以前の中国数学
第2編 秦の統一から唐代中期の中国数学(「九章算術」の形成とその内容;趙爽、劉徽から祖沖之、祖〓まで;甄鸞から李淳風まで;隋唐天文学者の補間公式;中国とインドの数学交流)
第3編 唐代中期から明代末期の中国数学(計算技術の改良;高次方程式の数値解法;天元術と“四元術”;〓積術と“招差術”;大衍求一術と宋元数学者の割円術;宋元期における中国と外国の数学交流)
第4編 明末から清末の中国数学(明清の際における西方数学の伝入;梅文鼎の数学著述;数理精蘊;伝統数学の整理と発展;三角関数の展開式にかんする研究;戴煦、李善蘭などの数学研究;清代末期の数学研究と翻訳活動)