出版社内容情報
<近代性> とは何か? トマス・ホッブズの思想の生成をたどり、近代文明の無意識に肉薄する。
内容説明
〈近代性〉とは何か?政治哲学の創始者トマス・ホッブズの思想を解剖し、近代文明の無意識に迫る。「シュトラウス学派」を形成した亡命知識人の透徹の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
D.Okada
4
アリストテレス主義、貴族の徳、新しい道徳の各章と、付カール・シュミット『政治的なものの概念』への注解を再読。本論の読んだ章に関してはキース・トーマスのマクファーソンとシュトラウスを念頭に置いたホッブズに関する論文を読むため参考までに。しかし、esoteric云々のイメージが強いのだが、『ホッブズの政治学』は明晰であるように思える。ほかの全著作を網羅しているわけではないけれど。2013/05/27
M16
0
カール・シュミット『政治的なものの概念』への注解のみ読了2011/02/16