内容説明
この本では会津の米農家を取材して1年間の米づくりの様子を見せてもらいました。米づくりにはどんな苦労があるのか、安心して食べてもらうために農家ではどんな工夫をしているのかを知り、毎日食べているごはんがどう作られているのか考えてみてください。
目次
米づくりの基礎知識(お米ができるまで;稲の生長とお米がみのるしくみ;田んぼのトラブル;田んぼと環境)
農家の1年の米づくり―アイガモ農法の1年間(種をまく;肥料を作る;田植えの準備;田植え;田んぼの管理;害虫・雑草対策;夏の稲と、稲の花;秋のみのりと稲刈り;乾燥から出荷まで;農家の冬仕事)
お米の安全を考える(農薬ってなに?;環境などへの配りょ;どこから来たお米?)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこ
3
2018年、理論社刊。会津若松の農家が舞台。田植え前にまくのがボカシ肥。米ぬかに玄米酵素を混ぜて低温発酵させる。稲刈り後に入れるのが堆肥。米ぬかと籾殻、ボカシ肥、水が原料。香ばしいにおいがしてきたら、切り返してつくる。化学肥料を減らし、堆肥をふやすと、稲の葉が鋭くなり、手が切れるほどに。虫にも強くなるという。合鴨農法で合鴨を使えるのは1か月と少しだけ。害虫を食べてくれるほか、田んぼの水をかき混ぜてくれるので、光が遮られ、雑草が育ちにくくなる。2024/01/28
あるなし
0
あいがも農法の流れを知る。可愛いけれどお金がかかる。でも最後は出荷される。 写真が多くて1年の流れや ついて分かりやすくまとまっている。米トレーサビリティ、JAS、GAPについても触れている。2023/05/13