量子力学の数学的基礎

量子力学の数学的基礎

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  • サイズ A5判/ページ数 358p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622025092
  • NDC分類 421.3
  • Cコード C3042

出版社内容情報

量子力学の厳密な数学的再構成を試みた名著。「物理学徒が一度は熟読すべき本」(湯川秀樹)。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

22
序論的考察 変換理論の成立  Planck, Einstein, Blhr  不連続的  連続の原理 nature non facit saltus(自然は飛躍せず)  平均化大数の法則  力学ー電気力学ー相対性理論  Heisenberg,Jordan,Dirac Schrudinger Goudsmit, Uhlenbeck 磁気モーメント、角運動量 量子力学の最初の定式化  行列力学、波動力学  可能なエネルギー準位  定常状態、遷移確率 料理論の同等性:変換理論 料理論の同等性:ヒルベルト空間 2019/08/20

roughfractus02

7
量子力学の統計的解釈が厳密に数学的に基礎付けられない中、著者は粒子性と波動性を同等に扱える抽象ヒルベルト空間を導入した。本書はまずディラックのデルタ関数を脇に置いて抽象ヒルベルト空間の定義から始める。多粒子系の量子の振る舞いと観測による物理量の決定を不確定性原理から特殊相対性理論の各々とその両者の融合まで確率論的に検証する過程は、数学的に厳密かつ反復的に進む。統計理論自体も原理的に基礎付けた後、古典量子力学を量子状態への適用と測定と量子系の影響分析に入る後半は、現代の情報理論領域の基点となることがわかる。2021/10/30

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