出版社内容情報
環境医学事典ともいうべきデュボスの主著である。今日の環境問題の根本的テーマを縦横に展開する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イリエ
9
「~人間がこんなにも適応的であるという事実である。この適応性こそが、やがては人間生活にもっとも特徴的な価値を破壊してしまうような条件や習慣に、人間が調整することを可能にしたのである。」人間は、どこででも、何らかの調整をすることで適応しうるというのが面白い。2017/12/22
メルセ・ひすい
4
蔵書 ★5 必読書 `01仏医学的微生物学者 ハーヴァド・・ロックフェラー大教授 `73来日NHK 於・招聘。 著者の意欲的研究は、『細菌細胞』(1949)、『健康という幻想』(1958)、『人間であるために』(1968)などで知られているが、本書ではその成果があますところなく展開されている。今日の医療行政の諸矛盾、環境問題に関心をもつ人々にとって必読の書。 2010/04/25
あきちゃん
1
あけみさん読んでる本を拝借。スケールの大きな本。後で精読。院生との勉強会に使えそう。2013/02/11