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出版社内容情報
鮮明な色彩、精密な描写で知られる大祭壇画の意味と構造を、美術考古学の成果をふまえつつ分析。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
325
名高いヘントの聖(シント)バーフ大聖堂の祭壇画。1432年に完成。これが油彩技法で描かれた最初の絵であるらしい。そうだとすれば、ファン・アイク自身もこの技法には慣れていなかったであろうに、この技法の一つの完成形を見るかのようだ。少なくても素人目にはそう見える。細部の細部にいたるまでくっきりと鮮やかな描写であり、色彩もまた鮮やかである。12枚のパネルから構成されるが、中心に描かれるのが「神秘の子羊」。依頼主の絵なども含まれるが、概ねは宗教的な神秘が描かれる。この圧倒的なまでのリアル感はどうだろう。2022/11/18
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