出版社内容情報
チョーサーの時代からピューリタン革命まで。イギリス国民の労働・家庭・信仰・余暇の生活史。
内容説明
本書は、14世紀、チョーサーの時代に始まり、シェークスピアの時代を経て、17世紀に至るイングランドの人間と社会をえがく。囲い込み、ジェントリーの勃興、反教権革命と、農村においても都市においても中世が近代に途をゆずり始めた時代の、社会の構造、民衆の生活様式と意識の変遷を辿り、すばらしい鳥瞰図となす。
目次
チョーサー時代のイングランド(1340‐1400年)
カックストン時代のイングランド
テューダー時代のイングランド―序論 「中世の終末」?
反教権革命時代のイングランド
シェークスピア時代のイングランド(1564‐1616年)
チャールズおよびクロムウェル時代のイングランド
王政復古時代のイングランド
著者等紹介
藤原浩[フジワラヒロシ]
1923年東京都に生まれる。1948年東京大学文学部西洋史学科卒業。九州大学文学部講師(1952-55年)、東京大学文学部講師(1955-57年)。1957年没。著書に『イギリス経済史研究』(1959年御茶の水書房)
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