内容説明
ヴェーバーによる政治に対するあつい関心と冷徹な分析。第1巻は、1895年の教授就任講演から第一次世界大戦末期までの24篇を収録する。
目次
国民国家と経済政策
国民的=社会的な政党の結成にあたって
『アルゲマイネ・ツァイトゥング(ミュンヒェン)』紙の艦隊アンケートに答える
私的大経営における労働関係によせて
カルテルと国家の関係によせて
都市の制度と行政組織によせて
市町村の経済的事業によせて
国民経済の生産性によせて
社会政策における進歩によせて
ビスマルクの外交政策と現代
講和問題によせて
二つの律法のはざま
潜水艦作戦の強化
ヨーロッパ列強とドイツ
選挙権にかんする帝国の緊急法
帝国憲法第九条の改正
第七次ドイツの戦時公債
祖国と祖国党
バイエルンと帝国の議会主義化
『帝国憲法のなかのビスマルクの遺産』
ドイツにおける選挙法と民主主義
国内情勢と対外政治
著者等紹介
ヴェーバー,マックス[ヴェーバー,マックス] [Weber,Max]
1864年ドイツ、エルフルトに生まれる。ハイデルベルク、ベルリン、ゲッティンゲンの各大学で法律学を専攻し、歴史、経済学、哲学に対する造詣も深める。1892年ベルリン大学でローマ法、ドイツ法、商法の教授資格を得、同年同大学講師、1893年同員外教授、1894年フライブルク大学経済学教授、1897年ハイデルベルク大学経済学教授、1903年病気のため教職を去り、ハイデルベルク大学名誉教授となる。1904年Archiv f¨ur Sozialwissenschaft und Sozialpolitikの編集をヤッフェおよびゾンバルトとともに引受ける。同年セントルイスの国際的学術会議に出席のため渡米。帰国後研究と著述に専念し上記Archivに論文を続々と発表。1918年ヴィーン大学客員教授。1919年ミュンヒェン大学教授。経済史を講義。1920年ミュンヒェンで歿
中村貞二[ナカムラテイジ]
1930年神戸に生れる。1953年山口大学経済学部卒業。1958年一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。東京経済大学名誉教授
山田高生[ヤマダタカオ]
1932年東京に生れる。1959年一橋大学社会学部卒業。1964年同大学大学院社会学研究科博士課程修了。成城大学名誉教授
林道義[ハヤシミチヨシ]
1937年長野県に生れる。1962年東京大学法学部卒業。1968年同大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。元東京女子大学教授
嘉目克彦[ヨシメカツヒコ]
1948年沖縄に生れる。1972年山口大学経済学部卒業。1978年九州大学大学院文学研究科(社会学専攻)博士課程修了。文学博士。現在大分大学理事・副学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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