ネズミ・シラミ・文明 - 伝染病の歴史的伝記

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  • サイズ B6判/ページ数 360p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622016595
  • NDC分類 493.8

出版社内容情報

文明の興隆と滅亡にはかり知れない影響を与えてきた伝染病と、その脇役たちの波瀾万丈の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

6
「発疹チフスは、ヨーロッパで起こったよりももっと古い時代に、すでに近東では地方病から流行の形に変化して発生していたらしい。…最も古いと考えられる激烈な発疹チフスの発生は、キプロス島出身の兵士達によってスペインに持ち込まれたのである…この流行は1489年と1490年に起こったのであるが、当時フェルジナンドとイザベラの軍隊はグラナダの所有をめぐって激しい戦闘を繰り広げていたのである。…「熱病が蔓延しているキプロス島からやってきたこのような兵士達が…スペイン人だけにでなく、サラセン人にも植えつけてしまった」」2025/07/11

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