ロラン=マルヴィーダ往復書簡 1890‐1891

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  • サイズ B6判/ページ数 313p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784622007647
  • NDC分類 955

出版社内容情報

ロランの新世紀へ向けた思索と19世紀ヨーロッパの英雄的精神を生きた老夫人との心の交流140通。

内容説明

ローマへ留学した若いロマン・ロランが、その人生の未来に待ちうける嶮しい道のり、悲劇的な運命を、ドイツの老婦人マルヴィーダは早くから見ぬいていた。18世紀と19世紀のヨーロッパの《英雄的》ともいうべき精神―ニーチェ、ヴァーグナー、アレクサンドル・ヘルツェンたちとともに担った文化の世界の先に待ち受けるものを、彼女は青年ロランの将来に見つめていた。その美しい断片の数々がここに見られよう。ここに収められた約140通の、ロラン=マルヴィーダ往復書簡は、ふたりの交際が始まったばかりの、ロランのローマ留学時代(1890‐91)のものである。

目次

マルヴィーダ=ロラン往復書簡 1890―91
マルヴィーダ・フォン・マイゼンブーク略年譜
ベルタ・シュライヘア女史のこと―1956年の一つの回想

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