出版社内容情報
セーヌ左岸が世界の知的中心となった20年代終わりから50年代初めまで。知識人の運命の社会史。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
泉を乱す
4
戦前〜戦後〜冷戦のパリセーヌ左岸で文学界はどう蠢いていたかがよく理解できる一冊。 反ファシストと協力派とそれらの背後の政治家や軍人や出版社の動きが整理されている。2018/09/17
呼戯人
4
セーヌ左岸、芸術家たちが多く住み、古本屋や画廊が立ち並ぶ。1930年代から活躍を始めたフランスの芸術家・知識人たちの肖像を描いた作品。ここは、アンドレ・マルローやアンドレ・ジッド、ジャン・ポール・サルトルなどが活躍した世界の知的中心だった。今、世界の知識人が集まる知的中心はどこなのだろう。残念ながら、東京ではない。ニューヨークなのだろうか?2015/06/11
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