感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
内島菫
7
少なくともマンガに於いて、私が、作家の円熟期や最晩年の作品よりも、最初期の作品のほうに魅力を感じるということに、本書は対象は写真であるが、ニアミスをしているように思えた。初期作品(『月刊漫画ガロ』で言えば入選作品)であっても、魅力を感じるもの(プンクトゥムを持つ作品)と感じないもの(感じるとしたらストゥディウムのみ)があるのは、バルトの場合は見る側に私的な痛みのようなものがあるかどうかにその本質がかかっていたが、私がマンガを読む場合は、作家が私的な衝動(痛みも含む)を描いているかどうかで分かれると思う。2014/03/07
mogcom
0
こちらの銀の装丁がかっこよくて好きです。以前にも一度読んでいますが、最近カメラにはまっているのでより深く考えさせられます。保坂和志氏の「〈私〉という演算」の最初に入っている猫の写真の話と響くところがあると思います。2011/11/09
優大さん#jL2Kdk
0
写真について、よかった。メモはオレンジのノートに2025/08/14
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