出版社内容情報
第一次大戦を背景に平和への愛を語る「小さな年代記」から最後の小説「チェスの話」まで7篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかぴ
2
翻訳されたのが四十年以上前なので漢字や文体など読み難い所が多い。だからこそ上っ面を滑らずに歩くようなリズムで読めた。 奇を衒った事実に行き着いたようにも見えるものが多いが、案外人間の真実とはこんなモノかも知れない。2023/07/04
sasa-kuma
2
あるものへのこだわりや執着の短編集。この時代は作家さんたちは生きにくい時代だったのだろうな。読んでて苦しくなった。どれもよかったけど、やはり目的だった「チェスの話」が印象的でした。現在と回想の2部仕立て。現在の舞台は船上です。ゆらゆらと危うい心情が船上であることによってすごく表現されていてよかった。最近チェスをはじめたので、チェスの場面も楽しめました。2012/01/31
冬衛
1
「感情の混乱」2015/09/20
ごへいもち
0
高校時代