出版社内容情報
元素組成と化学状態の定量分析を可能にするX線光電子分光法(XPS)は,半導体デバイスの微細化,触媒,電池材料,有機薄膜など,先端材料研究の進展に不可欠な分析技術として,その重要性を増している.
本書は,実用的なXPS入門書として好評を博した初版を全面的に改訂した最新版である.理論から測定・解析,そして先端応用事例までを一貫して徹底解説する.1~5章で,光電子発生の原理,装置構成,試料調製,測定・解析の要点といった,測定者が確実に抑えるべき基礎事項を解説.新設の6章「応用・発展」では,雰囲気測定,イメ
【目次】
1 X線光電子分光法(XPS)とは何か
1.1 光電子分光法の特徴
◆コーヒーブレイク◆ 光電子分光法で得られる情報とエネルギーの関係
1.2 なぜXPSで表面を分析できるのか
1.3 なぜXPSで元素組成を分析できるのか
1.4 なぜXPSで化学状態を分析できるのか
1.5 XPSの歴史と最近の潮流
2 光電子発生の原理
2.1 励起光の入射
2.1.1 光のエネルギーと偏光
2.1.2 エネルギーの単位
内容説明
元素組成と化学状態の定量分析を可能にするX線光電子分光法(XPS)は、半導体デバイスの微細化、触媒、電池材料、有機薄膜など、先端材料研究の進展に不可欠な分析技術として、その重要性を増している。本書は、実用的なXPS入門書として好評を博した初版を全面的に改訂した最新版である。理論から測定・解析、そして先端応用事例までを一貫して徹底解説する。1~5章で、光電子発生の原理、装置構成、試料調製、測定・解析の要点といった、測定者が確実に抑えるべき基礎事項を解説。新設の6章「応用・発展」では、雰囲気測定、イメージング、時間分解測定など、最新の多様な応用事例とその測定例を紹介した。XPSを初めて学ぶ学生から、実務に携わる研究者まで、すべての方の指針となる必携の一冊。
目次
1 X線光電子分光法(XPS)とは何か
2 光電子発生の原理
3 XPS装置の原理と基礎
4 測定法
5 データ解析
6 応用・発展
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