出版社内容情報
神経系疾患を正しく診断するために必須な解剖学、神経学のエッセンスが学べる一冊。日常診療で遭遇しやすい症候や疾患を取り上げ、ポイントを絞って解説。さらに、1つの図の中で神経系の構造とその異常によって起こる症状がまとめられているため、限られた時間で効率的に解剖学的診断のコツが習得できる。
・局所的な神経障害によって起こる主要な微候を手がかりとして、早急に病変の解剖学的局在をつきとめられるようになる。
・患者がよく訴える神経学的症候を診断に結びつけるための、体系化された方法がわかる。
・ユニークな多数の図によって、解剖学と臨床的な概念のキーとなる部分がまとめられている。
第2版では、理解を深めるためのMRI画像を多数追加。また、「記憶」「ニューラルネットワーク」の2章を追加。
以下のトピックについても新たに追加されている。
神経可塑性、末梢神経の構造、末梢神経の損傷と回復、神経根症の電気生理学的診断、振戦、深部脳刺激術の刺激部位(および副作用)、自律神経障害,非外傷性脳内出血
【目次】
第Ⅰ編 発達と発達障害
1. 神経発生学
第Ⅱ編 局所解剖と関連する臨床的症候群
2. 末梢神経
3. 神経叢
4. 神経根と脊髄神経
5. 脊 髄
6. 脳 幹
7. 脳神経
8. 小 脳
9. 視 床
10.視床下部
11.大脳基底核
12.大脳辺縁系
13.大脳皮質
第Ⅲ編 解剖に基づく鑑別診断
14.体性感覚系
15.視覚系
16.聴覚系
17.前庭系
18.眼球運動系
19.運動系
20.自律神経系
21.意 識
22.記 憶
23.ニューラルネットワーク
第Ⅳ編 体液系の解剖と機能
24.血管系
25.脳脊髄液



