出版社内容情報
筆頭著者として、臨床・疫学研究論文を50本書いた著書が明かす「論文を書くのに時間はいらない」セオリー。ハーバード大学院Population Health Science博士(PhD)および同生物統計学修士(MS)取得の著者による「最速で最高の論文を書くための準備(戦略)」と「研究を一気に完成せる(戦術)」を紹介。論文投稿の心構えや準備、R言語やChatGPT等を駆使して、あなたもたった1日(ワークタイム:16時間)で論文執筆にチャレンジしてみよう!
【目次】
第1編:戦略を立てる
第1部 最速で最高の論文を書くための準備
1章 論文を書くのに理由はいらない。戦略はいる
2章 IF(インパクトファクター)5以上のジャーナルを目指す理由
3章 全集中する環境を作る
4章 無料で使えるツールを揃える
5章 editorの気持ちを理解する
6章 データとチームの重要性を過小評価しない
コラム1 前向き研究と後ろ向き研究
第2部 最速で最高の論文を書くための戦略
7章 テーマ選びで全てが決まる
8章 研究目的を超はっきりさせる
9章 他人がわからないだろうことは丁寧に説明する
10章 研究デザインを120%明確にする
11章 解析で点数を稼ぐ
12章 英語で負けるな
コラム2 適切なジャーナルを選ぶ
第2編:研究を一気に完成させる
第3部 まずFigureとTableを作成する(ワークタイム:4時間)
13章 1日で解析とドラフト執筆はできる
14章 データの前処理
15章 Descriptiveな解析
コラム3 SDとSEの違い
16章 メインの解析は複数のモデルで行う
17章 追加解析で面白い仮説を
18章 感度分析は妥協しない
第4部 上から順に論文を書いていく(ワークタイム:10時間)
19章 Introductionに最も気合いをいれる
コラム4 CVDリスク予測は臨床的に重要か?
20章 Methodsは効率的に書く
21章 ResultsにはResultsだけを書く
22章 Discussionは「この研究」からブレない
23章 AIで最終調整を行う
付録「論文関連用語集」「論文で使いたいが思い浮かびにくい英語フレーズ」