出版社内容情報
グリーンウォッシュとは「企業やその製品が実際よりも環境に配慮しているという誤った印象を与えること」。本書では、その具体例が「グリーン・スピーク:はっきりした根拠を示さずに,ふわふわした言葉や誤解を招く表示をすること」,「ミスディレクション:本当のことに触れずに宣伝したいことの方向に話を持ってゆくこと」,「グリーン・スキャミング:真実が分かっていながらそれを隠し,儲けようとすること」の3つに分類されることを示したうえで、「企業セクター」「公共セクター」「インフルエンサ」毎に考察する。
【目次】
第1部 グリーンウォッシュ:集中講座
第1章 タオルを干しましたか?
第2章 グリーンウォッシュの見分け方
第3章 グリーンだけではありません
第2部 企業セクター
第4章 良いこと、悪いこと、そして醜いこと
第5章 持続「不」可能なもの
第6章 信頼できる人
第7章 変われるもの
第8章 ファストファッション
第9章 完璧を求めるな
第3部 公共セクターのグリーンウォッシュ
第10章 パリ、ジュテーム
第11章 COPアウト
第12章 責任を果たす
第13章 超国家的組織
第14章 足踏み
第4部 影響
第15章 ソーセージ指
第16章 活動家、モラリスト、NGO......あらまあ!
第17章 明るい光が長い影を落とす
第18章 あなた......そう、あなた
第19章 仲間を増やすこと
闘う価値のある未来