出版社内容情報
二次イオン質量分析法(SIMS)は,試料表面にイオンビームを照射し,飛び出した二次イオンの質量を検出して物質を同定し,さらに各物質の試料中での分布をイメージングする手法である.金属や半導体から高分子材料, 生体試料にも適用できる分析法として,多くの研究分野で活用されている.
25年ぶりの大改訂となる本書では,重要性の高い基礎的な内容だけでなく,目的別の応用例を大幅に拡充.これからSIMSを使い始める学生はもちろん,現場の実務者にとっても有用な手引きとなる一冊.
内容説明
二次イオン質量分析法(SIMS)は、試料表面にイオンビームを照射し、飛び出した二次イオンの質量を検出して物質を同定し、さらに各物質の試料中での分布をイメージングする手法である。金属や半導体から高分子材料、生体試料にも適用できる分析法として、多くの研究分野で活用されている。25年ぶりの大改訂となる本書では、重要性の高い基礎的な内容だけでなく、目的別の応用例を大幅に拡充。これからSIMSを使い始める学生はもちろん、現場の実務者にとっても有用な手引きとなる一冊。
目次
1 二次イオン質量分析法(SIMS)とは何か(なぜSIMSで表面分析ができるのか;なぜSIMSで深さ方向分析ができるのか ほか)
2 SIMSの原理(スパッタリング収率;二次イオン化率と二次イオン収率 ほか)
3 SIMS装置の基礎(装置の概略;一次イオン照射系 ほか)
4 SIMSによる測定の実際(試料の準備;無機物の定性分析 ほか)
5 SIMSの応用・発展(無機物・金属・半導体の測定および元素分析;有機物・高分子の測定 ほか)
-
- 和書
- 世界の美しいカワセミ
-
- 電子書籍
- 漱石書簡集 岩波文庫