出版社内容情報
言語の変遷を調べるとき、特に重要な資料が文献資料や方言に現れる、身近な語の意味の変遷である。私が普段使っている語は、どのような歴史を経て現代の意味へと至ったのだろうか。文字の記録では1600年にも及ぶ日本語の歴史上でも特に重要な、方言調査などでも用いられる約300語をその用例・起源から解説。日本語の音韻の変遷と、重要な文献資料の解説も合わせて掲載した「起源でたどる」語源の事典。
内容説明
私たちは日常、たくさんの日本語を使っていますが、それらの「起源」や「歴史」をほとんど知りません。しかし、もしそれがわかったら、日本語に対する考え方やものの見方が少し変わってくるかもしれません。そのようなことを目指して、日本語や方言を研究してきた執筆陣が日本語の「起源」や「歴史」をたどる事典です。
目次
第1部 ことばの歴史を探るための基礎知識
第2部 身近な日本語の起源(自然;空間・時間;親族;人体;衣 ほか)
著者等紹介
木部暢子[キベノブコ]
人間文化研究機構機構長(元国立国語研究所副所長)
中澤光平[ナカザワコウヘイ]
信州大学人文学部講師
中西太郎[ナカニシタロウ]
東北大学文学部准教授
平子達也[ヒラコタツヤ]
南山大学人文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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