出版社内容情報
プロダクトオーナーシップとは、仕組みにとどまらない。説明責任を執りながら、あなたのするすべてのことから生まれる価値に集中することである。本書では、スクラムにおけるプロダクトオーナーシップの第一人者である2人が、あなたのプロダクトライフサイクルを通じて価値を発見、測定、最大化する方法を示してくれる。
「アウトサイドイン(外側から内側)」成功を定義し、外からの測定値を開発の指針とする
プロダクトオーナーの役割にエンパワーメントと起業家精神を持ちこみ、共有されたビジネスモデルの元で全員の足並みをそろえる
スクラムにおけるプロダクトオーナーの役割、作成物、イベントを効果的に適用する
プロダクトバックログをし定着させ、管理。リアルタイムな仕様を使う
透明性を高め、技術的負債を減らし、読者の(スクラムではなく)プロダクトをスケールさせる
スクラムで読者のプロダクトチームに自律性、熟達、目的を注入する
目次
第1部 戦略(アジャイルプロダクトマネジメント;ビジョン(Vision)
価値(Value)
検証(Validation))
第2部 スクラム(経験主義;スクラム)
第3部 戦術(プロダクトバックログマネジメント;リリースマネジメント;プロフェッショナルプロダクトオーナー)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデアキ
2
再読。 スクラム・プロダクトマネジメントにおける大事な考え方と具体的な実務の進め方を体系的に論じた本。好奇心とオーナーシップが大切、経験由来で誰を能力開発するかがポイント。2025/05/29
Arata Fujimura
1
7月から現職に転職し、まさにスクラムチームのプロダクトオーナーを担っていくうえでめちゃくちゃ参考になる内容だった。 残念ながら現状は"書記"と"代理人"の間ぐらいな役割しか担えていないので、いち早くドメイン知識を身に付け、CRACK(Collaborative、Representative、Authorized、Committed、Knowledgeable)を持ったプロフェッショナルプロダクトオーナーとなり、プロダクトマネジメントの隙間を埋める存在になっていきたいと強く思う。2024/08/04
小泉岳人
1
スクラムの本やプロダクトマネージメントの本は色々ありますが、スクラムの中でPOが何をするのか?という事を書いた本はあまりないため、とても貴重だと思います。幅広い内容が書かれている中で自身の強みや弱みと向き合うためにも有効ですし、PO以外の人もスクラムやる方は意義のある本でした。また、所々で著者のエピソードを入れてくれていていたのもとても良かったです。2024/07/21
鈴木健太郎
1
スクラム開発におけるプロダクトオーナーの役割を解説する豊富な理論、格言、著者の実体験を交え、プロダクトオーナーの具体的なノウハウやヒントが解説されている本。 組織目標と開発チームの間に生じる「プロダクトマネジメントのすきま」を埋めるための3つのV(ビジョン、バリュー、バリデーション)の定義はとてもしっくりくる内容でした。 一方で本書はプロダクトオーナー未経験者・初心者向きではないです。 プロダクトオーナーをもっとうまくやりたい人や、壁にぶつかったときに読むとよいでしょう。2024/07/15
ヒデアキ
0
プロダクトマネージャーの主にリーダーシップ層における必要な能力・経験・マインドセットを体系立てて論じた本。スクラム・アジャイル開発のデリバリーマネジメントにウェイトを割いており、プロダクトマネジメントやエンジニアリングの本の理論をまとめ、整理したような構成となっている。新たな学びというよりも既存の知識の関連性がクリアになった感覚。2024/12/28
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