出版社内容情報
1997年に 「丸善ブックス」 の一冊として刊行され、 森林生態学の入門書として読み継がれてきた定評ある書籍の、待望の続編。
古今東西の故事ことわざ、成句や慣用句等が、うまく言い表したり、連想される自然現象をモチーフに、森の自然のしくみと働き、森と人との付き合い、森を介した環境問題への提言などを綴ったユニークな読みもの。長年森林を相手にしてきた生態学者が趣味も交えて語る、森林科学論・森の雑記帳。
いまこそ故事ことわざを通して自然に親しみ、その叡智を学び、環境問題について考えよう。
内容説明
「万人の知恵、一人の機知」「神授の詞章」といわれることわざ。日頃なにげなく使っているものの、あるときふっとそれに深い意味を感じたり、なるほどうまくいったものだと膝を打ったりすることはありませんか。故事ことわざ、成句や慣用句をモチーフに、森の自然のしくみと働き、森と人との付き合い、森を介した環境問題への提言などを綴ったユニークな読みもの。長年森林を相手にしてきた生態学者が趣味も交えて語る、森林科学論・森の雑記帳。一九九七年に初版が刊行されて以来読み継がれてきた定評ある書籍の、待望の続編です。
目次
梅花五福を開く
もみぢの錦 神のまにまに
辛抱する木に金が生る
空気のような存在
縁の下の力持ち
マツも昔の友ならなくに
船頭多くして船山に登る
ここと思えばまたあちら
自然は教師なり