出版社内容情報
材料力学Iでは,本工学教程の材料力学において扱う材料力学の位置づけを明確にした上で,材料の変形を表す基本力学量,1次元問題として記述できる構造要素,棒の座屈,熱荷重と熱応力,材料強度,構造設計の基本的な考え方や基礎式などについて説明する.
その目的は,材料力学に関する基本的な考え方を伝えるにとどまらず,材料力学から始まる工学の広がり,奥深さ,面白さを学ぶきっかけとなることを目指している.
目次
1 材料力学とはどのような学問か
2 材料の変形を表す基本力学量と基礎式
3 構造の基本要素と変形
4 細長く真っすぐな棒の座屈
5 熱荷重と熱応力
6 材料力学の問題の一般的解法の考え方
7 構造設計の考え方
著者等紹介
吉村忍[ヨシムラシノブ]
東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻教授
笠原直人[カサハラナオト]
東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻教授
高田毅士[タカダツヨシ]
東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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